お客様1社1社の
希望に寄り添い、
福岡の辛子明太子
づくりのベースを支える

Interview 001 / 岡崎智樹

Scroll

staff_interview_mv

営業 課長(1997年入社)

岡崎 智樹Okazaki Tomoki

大学卒業後、他業界に入社。全国規模の会社で転勤を繰り返すなかで、拠点を定めた人生設計を立てたいと、株式会社はたえに転職を決意。現在は、営業課長として、辛子明太子の原材料となるたらこの買い付けをはじめ、海産物やその他食品など、数多くの商品の営業を担当している。

仕入れから販売までワンストップ
「塩たらこのエキスパート」
でありたい

はたえは、いりこやちりめん、しゃけなど、塩干物の海鮮問屋から会社の歴史をスタートしました。以前はどこの問屋も北海道産のたらこを取り扱っていましたが、国内で獲れるすけとうだらが年々減少傾向にあり、現在販売されている辛子明太子の約9割がロシアやアメリカから輸入した卵です。はたえでも海外で買い付けを行っていますが、創業当時から国産にこだわり、今も変わらず国内産たらこの仕入れに力を入れています。はたえは、国内産たらこの販売部門で福岡・博多でトップシェア。北海道で水揚げされた卵を現地で買い付け、塩に漬けて加工。塩たらこにした状態で、明太子業者のみなさんにお届けしています。

現在私は、ロシア産やアメリカ産を取り扱っていて、アメリカ・シアトルや韓国・釜山に出張して買い付けを行っています。現地で魚卵を触って、状態をしっかりと確認し入札。買い付け後には、サンプルを持ってお客様を訪ね、実際に魚卵の質を確かめていただいた上で、購入いただくまでが一連の流れです。

買い付けから販売までワンストップで担当しているので、その年のたらこのクオリティや状況をしっかりとお伝えできるのが、はたえの営業部の強みですね。県外も併せて、20〜30社のお客様を担当していますが、お客様によってサイズや価格など、選ぶ種類はさまざまです。私たちは、その会社の辛子明太子に合う原材料を把握し、ご提案ができる「塩たらこのエキスパート」でありたいと思っています。

staff_interview_img_1

「はたえでしか買わないよ」
お客様の一言が
仕事へのモチベーションに

辛子明太子といえば、福岡・博多の名産品です。辛子明太子が売れることが、福岡の地域活性につながっていると思うと、日々の業務にやりがいが生まれますね。細かい仕事をひとつひとつ大切にしていれば、その想いや熱意はお客様にも伝わることをはたえでの営業経験を通して学びました。ありがたいことに「はたえからしか買わないよ!」と嬉しいお声をかけてくださるお客様も増え、今ではたくさんのお客様にご指名いただけるようになりました。

顔を合わせてコミュニケーションを取ることで、信頼関係を築き上げていく。お客様から頼りにしていただけることは、いくつになってもやっぱり嬉しいですし、働く原動力にもなりますね。辛子明太子業界が活気付くと、福岡の街も盛り上がっていくと思っています。その土台を支えられるように、いい原材料をご提供することで貢献していきたいですね。

staff_interview_img_1
staff_interview_img_3

丁寧にコミュニケーションを重ね、
お客様の課題を
すぐにキャッチアップ

私が仕事をする上で一番大切にしていることは、人と人とのつながりです。お客様に対しても商品をお渡しして終わりではなく、短い時間でも会話を交わして、パートナーのような存在でいたいなと思っています。ときにはお客様と一緒に食事をしながら、仕事のはなしはもちろん、お互いのプライベートなはなしをすることもあります。仕事の仲間から人生の友になっていく、そんな出会いが多ければ多いほど、仕事はどんどん楽しくなると思っています。

私たちが業界トップシェアでいられる理由は、お客様のご要望にしっかりと耳を傾け、希望に合わせた細やかな対応にあると自負しています。普段から密にコミュニケーションが取れていると、お客様の小さな悩みもキャッチアップできるので、一緒に課題に取り組むことが可能です。

例えば、「このサイズの塩たらこが欲しい」とのご希望があれば、にすぐにお応えできるよう、入荷時に規格に合わせてサイズ分けをして管理する仕組みを作っています。また、たらこを塩漬けする工程では、原料の特性に合わせて、塩分濃度の微調整を行っています。同じたらこでも塩の分量や配合で大きな違いがでるので、加工の管理を徹底しています。

お付き合いを重ねていくと、お客様の好みがわかるようになるんです。お客様のご要望を形にできるのは、担当者である私だけ。その責任感を大切にしながら、お客様との強い信頼関係を築けるよう、これからも心のこもったコミュニケーションを続けていきたいと考えています。

その他の
スタッフインタビュー

↑ ↑ PAGE TOP